Trident THE LAST LIVE 「Thank you for your “BLUE”」(開演後編)



幕張メッセは広かった。
自分が行ったことがあるライブは大体キャパ2000くらいまで(日本青年館、国際フォーラムホールC、Zepp Tokyo赤坂BLITZあたり)
だったので一気に10000クラスの幕張は広すぎるレベル。
席はA7ブロック(右端の最前ブロック)だった。
メインステージは肉眼でもなんとか見えるレベルだったが、センターステージは結構厳しかったかな…
通路側だったんで割とスペースの余裕があったのは良かった。デブじゃないけどパイプイスは狭いよ。
開場前に思ったことは、スピーカーが凄い。縦に超並んで釣ってある。
デレマス3rdの時に幕張は音悪いとか言われていた気がするが、ライブではこのスピーカーが大活躍して良い音を楽しむことができた。
あと、翔像(群像パパ)くらいのお年の方もチラホラいた。女性もそこそこいて幅広いなと。


【セトリと感想】
01.ブルー・フィールド
02.Purest Blue
03.Lovely Blue
04.Sentimental Blue
05.Blue Rain
まず1曲目が「ブルー・フィールド」なのは単勝元返しレベル。
twitterで1曲目は何?クイズを出していたが意味ないわ。
「Lovely Blue」はAメロのセリフ部分も生という幸せ。きゅーそくせんこー!
「Blue Rain」はブルーレイ販促曲とか思っててすまんかった。


〜デュオゾーン(渕上・沼倉)〜
06.アオノムコウ
07.Blazing nova
「アオノムコウ」イントロかっこよすぎる。ライブ後今日までずっとこの曲のイントロが頭で鳴っている。
MC:お互いの印象を。
 渕上→沼倉:3人の中で一番女の子っぽい 仕草とか 何でもできるけど普通の女の子の一面も好き 
 沼倉→渕上:孤高な感じだと思ってたんだけど色々誘ってくれてうれしかった(ここは違ったかも)


〜デュオゾーン(渕上・山村)〜
08.Hello,Hello
09.Crystal Way
「Crystal Way」この曲を聴くためにライブへ来たといっても過言ではない。多幸感の嵐。
8小節ロングトーン終わりのドヤ顔ごちそうさまでした。自分この曲カラオケで歌っても4小節しか持たない。
お二方すごいわ。
MC:お互いの印象を2。
 渕上→山村:自分が一番何もできないと思ってたけど、自分よりポンコツな人がいるんだと(多分言い方違う)
 山村→渕上:最初はよくわからなかったけど、一緒にいるうちにすごい正直な人だと気づいた、的な


〜デュオゾーン(沼倉・山村)〜
10.Fly
11.Nothing to fear
突き抜ける「Fly」。爽やかな風が吹き抜ける。
MC:3人揃わないと着地点のない会話に…
  クールな決めポーズの練習。なんかジョジョっぽくなってて笑い。


〜ソロゾーン(渕上)〜
12.Starlight
13.Starry Night
14.蒼きココロで
15.タカラモノ
Tridentのクール曲担当、イオナ渕上。
4曲はそれぞれ曲調違うけど、どれも芯の強さを感じさせる点は共通する。
書くかどうか迷ったが、「Starlight」ではアクシデントがあった。
よくわからんが、サビの「Starlight」の部分でハモリコーラスのキーが転調後だったのかな?で合ってなくて
渕上さんもそれになんとか合わせようとしていたけど、
この場面、正直ステージを見るのが怖くて目を伏せてしまっていた。(転調後はハモリ合ってた)。
直後のMCでは渕上さんが全く動じず、
「どうだった?鳥かごの演出」(この曲はセンターステージでレーザーの鳥かごに閉じ込められる演出だった)
と喋っていて、この人はとても強いなと思った。
そしてその後の「Starry Night」「蒼きココロで」は熱唱という他なかった。
そういや「蒼きココロで」にも8小節ロングトーンがあったのね。あのあたりのコード進行の雲間から漏れる日差し感好き。
「タカラモノ」のMCでは、イオナとしての歌詞は書けないと思ってたけど
書いているうちにイオナと同化して… という話。


〜ソロゾーン(沼倉)〜
16.Engage
17.Be united
18.My Admiral
19.またあした
Tridentのパッション曲担当、タカオ沼倉。
サイリウムの海が赤い。赤すぎる。
タカオ曲は他の2人の曲と違って、エレクトロ成分が少なくてロックである。
アルバムに1、2曲入っているだけでも大分重量級なのだが、こうやって固められると超戦艦級である。
オーディエンスも沼倉さんの煽りに乗せられてオイ!オイ!とコールの波が広がる。
でも登場時シリアス顔を決めつつ盛大なコールに微笑みを浮かべていたのは可愛いと思いました(こなみかん)
3曲ロックの後に来るのがアコギバラード「またあした」である。この落差よ。
この曲はスクリーンを使わないで聴かせてた。
沼倉さんの歌声はCDでも既にうまいけど、生で聞くとその声量の抑揚のつけ方に惚れる。


〜ソロゾーン(山村)〜
20.Prismatic World
21.Sweet Erorr
22.Words
23.Yellow Carpet
Tridentのキュート曲担当、ハルナ山村マダム響。
「Prismatic World」はパステルカラーのレーザーとサイリウム(無線制御)がきれいだった。
ソロゾーンでは3人別の衣装に着替えていたのだが、
山村さんはマダムの名に恥じぬ貴婦人ルックであった。ふつくしい
ハルナ曲はサイリウムをノリノリで振る曲ではないのでどう聴くか迷うところがあるのだが、
前半2曲はSF(少し不思議)な感じのメロを甘美な歌声で横ノリ。
後半2曲は歌い上げる山村さんをただ眺めるばかりだった。
「words」で床に倒れ込んだり、「Yellow Carpet」で花道の上からレーザーでライティングされて歩いたり
山村さんの没入させられる歌声を引き立たせる演出も良かった。


〜Tridentパート〜
24.Blue Sky
25.Blue Holizon(新曲)
「Blue Sky」you!you!
曲終わりに「ここでサプライズ」というから「お?Blue Steelsの出番か?」と思っていたら
「ここで新曲やっちゃいます!」まじかよ。
しかも新作CGアニメ付きだったよ。Tridentとアニメどっち見るか迷ったよ。
曲はブルー・フィールドをもっと楽しくした感じかな。
アニメの中の3人はめっちゃノリノリで踊ってた。BDにも収録してくださいなんでもしますから!


〜Blue Steelsパート〜
26.エガオマニア
27.蒼き空の下で
28.アルペジオ
29.変わらない場所
30.始まりの終わり
そして出ました中年の星
まず茶番という名の映像が流れる。
これが開始から2時間半で初めての着席タイムである。
かーらーの、「エガオマニア」。
パンフに群像ラップ客に歌わせると書いてあったとはいえ、
皆訓練されすぎわろた。私もノリノリで叫びましたとも。普段はコール恥ずかしいからしないんだけどね。
あと3曲目の時点で汗でスケスケな興津さんはやばいと思います。
ブルスチのMCは中年(といっても興津さん36,宮下さん37,松本さん42だけど)らしいゆるい笑いに満ちてて楽しかった。
興津さんマジメなこと喋っててもなんか笑えてしまう。群像とかジョナサンのイメージはどこへ行ったんだ。


〜Tridentパート〜
31.Blue Snow
32.Blue Moon
33.Blue Destiny
34.Innocent Blue
35.BLUE
ラストパートはここまでおいた泣かせ曲を怒涛のラッシュである。
「Blue Moon」、尊い…(語彙が枯渇)
このパートでは3人は純白のドレスへ衣装替え。美しかった。
「BLUE」ありがとー!(Tridentと同時に言おうと思ってたら時間差の方が多かった) 
ライブ後は「BLUE」を聴くだけで涙があふれる体に改造されてしまった…
幸せとか満たされるけどお別れよ。


※アンコール
36.ブルー・フィールド 〜Finale〜
おーらいしー!松本さんの煽りが激しくてすごく気分がノった。


最後の挨拶。(断片的)ここで21:15くらいだったはずだが、
まさかのここから45分くらいかかるという。
まず興津さんの着地点のない煽りがTridentを襲う。トライデント!トライデント!
花見しましょう。最初は何だと思ってたけどTridentは天使。曖昧な約束をしよう。
Blue Steelsが去ったあと、8000人の乾杯。そして1人ずつ挨拶。
山村:渕上さんはスーパーアイドル 沼倉さんはリーダー 何の取り柄もない私を支えてくれたTridentへ感謝
沼倉:まつ毛が取れる 2人への言葉は恥ずかしいから後で言うね?(かわいい)
渕上:解散イヤだったもん(衝撃)
   居場所がなくなっちゃうと思ったけどそれぞれが先へ進む姿を見て、解散に納得した
   Tridentの渕上舞でした!(衝撃:いやなんかフチガミマイダヨーのイメージしかないもので…)
最後にステージ上で3人が頭を合わせて小さく話し(渕上さんが涙目になった後)
奥の3方向へ分かれ、背中を向けて去っていく。


もうライブが終わって4日たつが、不思議と喪失感はあまりない。
その代わりライブの記憶が薄れていくことのへの恐怖はあるが…
Tridentは3人それぞれ個性がありつつ歌唱力が高く、そして全曲好きになれるクオリティの高い楽曲達を持っていた。
こんな存在は稀有だと思う。
アルペジオが始まったころと比べて、3人とも声優として飛躍していて嬉しいという他ない。
この先も、様々な場で3人の活躍を見られることを期待したい。
ありがとう!

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