ガールズ&パンツァー 劇場版

11/22 18:25 TOHOシネマズ日本橋 スクリーン8

前置き

今度はアルペジオに続く渕上舞強化月間である。
映画は公開初週に見ないとかこの前書いといてまた見に行ったのは今日都心に用事があったのと、
来週はシンデレラの舞踏会に出かけるのでその前に…ということで。渕神様舞踏会でないし。
場所はアルペジオ2回目に続きTOHO日本橋
オタクアニメの上映は有楽町・銀座エリアではあまりないけど、
代わりにここでは結構やってくれる。FREEとか傷物語もここでやるようで。
多分シネコンで箱に余裕があるからだろう。日劇とかスカラ座でこういう作品をやるわけにもいくまい。
しかし、場所柄客の年齢層は高い(アニメ映画でもチッタと比べて+5〜10歳くらい。つまり平均30強くらい)のに結構ガルパンの宣伝が多いのよね。
物販も通常の棚の横に同じくらいの広さの机置いてメッチャ売ってた…
客入りは8割くらい。男女比はあまり良く見てないが9:1くらいか。
意外にも色紙を貰えた。(みほ&まほ)本編を見るとこのまほ姉の笑顔がいいわ。

本編(ネタバレ)

構成としては最初の30分が豪華な練習試合@大洗、中盤45分がストーリーパート、終盤45分がクライマックスの戦車戦となっている。
つまり半分以上ドンパチ。3D班と作画班お疲れ様です。
正直言うと、アルペジオと比べてガルパンにそれほど嵌った人間ではないので
あまりTV版の知識もない(特にプラウダ戦以前)のだが、迫力の戦車戦には引き込まれるものがあった。
特に麻子の緩急自在の操縦テクニックで敵戦車を欺いていくのが面白い。迷路とか。
敵キャラもなかなか凝った戦い方をしてきて、好勝負感が出ていた。
あと、アングルの臨場感が上がってたと思う。
TV版ではあまり感じなかったが、映画館の大画面・大音量で見ると
この作品のぶっ飛んだ設定がよりあらわに感じられる。あー大洗の町がめちゃくちゃだよ…
戦車でコンビニ行ったり、舞台が現実なだけで中身はめっちゃファンタジーですね。
でかいスクリーン・いい音響で見ることをお勧めします。今回の日本橋は音が結構良かった。


ストーリー。
本編前に「3分でわかるTV版のおさらい」があるので最悪TV版未見でもなんとかなるのだが、
本作品はとにかくキャラクターが多いので、
事前知識がないと誰が誰だかわからなくなるし、人間関係も分からなくなるのであまりお勧めしない。
ストーリーパートはなんかひっくり返されてたけど正直あまり深く考えなくていい。ストーリーは試合のためのオマケである。
とりあえず尊い姉妹愛が見られただけで幸せです。
あ、筋トレの成果を砲弾充填に見せるアリクイさんチームときゅうり齧るやさぐれそど子も良かった。


中の人について。キャラクターが多いのでダメ絶対音感が試される。もうメイン所と能登以外はよくわからなくなってしまった。
本作のボスポジ・愛里寿が竹達だったり玉砕精神溢れる旧日本軍知波単学園の隊長・西さんが瀬戸麻沙美だったり
グロリアーナの新キャラ・ローズヒップ高森奈津美だったりしたのだが、そういうのに気付く暇がなかった。
なぜならこの作品は多くのシーンで会話がめっちゃ詰め込まれているので、そういうのに気を回す暇がない。
120分とアニメ映画としては尺が長いはずだが、(クライマックスを除いて)常に誰かしらくっちゃべっている。
キャラが多いしそれぞれの見せ場を作るためには仕方ないね。(それでも敵キャラは影薄かった)というか普通に尺が足りなかったね。
序盤・中盤・終盤とまんべんなく活躍を見せた謎の能登スナフキン・ミカさんが一番印象に残りましたわ。