2014年2Qのアニメ感想文。

忙しくてアニメ見る暇がなかった。そして生で見られる土日はあまり面白いアニメがなかった。
その代わり金曜は豊作だったように思う。シドニアは終盤しか見てないから表に乗せてないし、蟲師ジョジョ見逃しまくったのが痛いが…

作品名 好きな話数 面白さ推移 短評
ソウルイーターノット! 05話「お誘いふぁいてぃんぐ!」 BAA ふわふわとゆるい百合アニメ。ただかわいいだけではなく、女の子のかわいさをお楽しみいただくために邪魔にならない程度のさし障りのないストーリーもよし。3人の成長を見せて上手く締めたのはポイント高い。主人公つぐみを演じた千菅春香も、初々しいナチュラルさが出た名演を見せた。欠点はへぼい作画とトンプソン姉妹回のオリジナル要素で株を下げたマスターくらいか。なお、キム・ディールが思いのほかアニタR.O.D theTVだった。
悪魔のリドル 07話「永遠に追いこせないものは?」 BAA ダークホース百合アニメ。全然暗殺しようとしない暗殺者たちを初め、突っ込みどころ満載ながら各キャラが個性を生かしながら散っていく様が楽しめた。キャラ達は真面目にやっているのだがそれがギャグになっている天然な感じが良い。中の人たちも知名度はそれほど高くないメンバーだったがかなり合っていた。真昼/真夜の大坪由佳も叫び声のアホっぽい感じがいい味出てた。そういやこのアニメのタイトルはヴァイオリンソナタ「悪魔のトリル」のもじりなんすかね。ふと読んだ睡眠に関する本に出てきて笑ってしまった。
エスカ&ロジーのアトリエ 04話「たるです!しっぽです!」 BAB RPG原作はストーリーから捨てる部分が多くて難しいと思うのだが、アトリエは本筋部分が長くないので何とかなると思っていたら甘かった。序盤やキャラ紹介に半分以上を割いたために、本筋は忙しい人のためのアトリエ状態に。まあウィルベルさんが輝いていたしいいか。釜でチーンな錬金シーンや、ビームを剣やハンマーで反射するバトルシーンなど、ゲームではごまかせた部分がギャグになってしまった印象。でもまあいいか。そんなゆるい作品。
僕らはみんな河合荘 12話「近づきたくて」 CBA キャラ絵の色のきつさに不安にさせられたが、ブレインズベースの安定感はこの作品でも発揮された。愛すべきダメさを持つ住人達と、それをお互いが愛のある罵倒に昇華させていく原作の面白さが生かされた。若干麻弓・彩花コンビのクドさが強めに出たが、ラストは本筋である(?)律宇佐の淡い恋愛に帰結していて良かった。文学少女ざーさんは何度目だナウシカ。しかしこれが無敵であることは否めない。
selector infected WIXOSS 09話「その真実は無常」 BAB BRSをほうふつとさせるブラックマリー。ラストはちょっと弱かったが、ゾクゾクさせる展開はさすが。かやのんは人間関係に苦しむ役ばっかやね…謎要素タマが2期でどうなるんだろうか。
マンガ家さんとアシスタントさんと - ZBB 基本的にエロに振る潔い15分アニメ。浄化EDはニコニコのみ全話だったのね…
ジョジョの奇妙な冒険(3部:1/2) - BBB 金曜24時30分枠は普通なら最高の枠なのだが、残業過多のため半分くらい見逃した。なお蟲師は2/3見逃した。
ラブライブ!(2期) 05話「新しいわたし」 CCC あざといキャラとストーリーにのめりこめないのは1期と変わらないのだが、割り切った展開とEDを初め曲が前よりツボに入ったので1期よりは好印象だった。
ニセコイ(2/2) 20話「ホンバン」 CCC 悪い印象はないのだが、今一ストーリーが記憶にない。
極黒のブリュンヒルデ - CCC 同上。
メカクシティアクターズ 06話「ヘッドフォンアクター」 DDD ストーリーは難しい話ではないはずなのだが、見せ方のせいでよくわからん感じになっていた。3話毎くらいに来る説明回で理解できる快感がややあったのだが、ラストはカタルシスが足りなかった。
デート・ア・ライブ2 - CDD OPとEDを見るために見ていた。全10話で茅原キャラがメインの話が6話(原作2巻分なのでしょうがないが)だが、個人的にはあってないと感じた。ファイブレイン3期のレイツェルは良かったと思うのだが…
魔法科高校の劣等生(1/2) - DDD お兄様すごいというテンプレを理解していれば実況できる親切な作品。

ベストキャラクター(男)

村上良太(極黒のブリュンヒルデ)cv.逢坂良太
あんま印象的な男キャラがいない期だった…
主人公らしい活躍と機転を見せた彼に一票。

ベストキャラクター(女)

アーニャ・ヘプバーン(ソウルイーターノット!)cv.早見沙織
走り鳰(悪魔のリドル)cv.南條愛乃
主役を引き立てるスパイスといった2人。
アーニャはぷんすかむくれる姿と気高さを見せる一面が魅力的。
鳰はいかにも小悪魔な感じと、ラス前の墓地シーンのきれいな鳰に代表される読めなさが魅力。

ベストハマリ役

クローネ(エスカ&ロジーのアトリエ)cv.山村響
ハルナに続き人外キャラ。人間味のあるロボ演技に感動。あらあら。
あとは殺戮マシーン役が集中した悠木碧と、
TBS/MBS系深夜3作品(ブレイドアンドソウル以外)でレギュラーを張った金元寿子に特別賞を。

ベストOP

Trust in you/sweet ARMS(デート・ア・ライブ2 OP)

ベストED

Day to Story/佐土原かおり(デート・ア・ライブ2 ED)
普通デアラみたいな紳士作品は見ないのだが、このOPEDはwktk感がかなり高かった。俺だけ?

ベストエピソード

悪魔のリドル:07話「永遠に追いこせないものは?」
兎角さん渾身の「ふざけるな!」を始め、シュールな笑いに彩られた話。この辺からシュールギャグが極まっていき、毎回ツボにはまってしまった。。