ふわふわ♪

瞳を閉じればあなたが〜♪などと歌っているうちに3月も中盤。
先週買った牧野由依の「ふわふわ♪」を割とリピートで聞いているのだが
色々思ったことをメモ。

ふわふわ♪(初回限定盤)(DVD付)

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牧野由依なぜか変換できない)のレコード会社移籍後初シングルである「ふわふわ♪」
この曲は今までの彼女の曲とかなり雰囲気が違うと感じた。
なぜか?それは「歌詞のスイーツ感」である。


彼女独特の軽く甘ったるい歌声を個人的に「スイーツな歌声」と名づけているのだが
曲も歌詞もスイーツ(笑)となっては糖分過多なきらいがある。
フライングドッグ時代の曲は結構ホーンやら生演奏やらが凝った厚めの伴奏、
そしてARIAのOP3曲に代表される情景描写の多い歌詞の存在感があり、
思えば甘さ控えめなところがあった(この組み合わせが好きだった)
「ふわふわ♪」は同じ旋律が繰り返されるメロディもさることながら
「大好きなんだよ」だとか「キュンとなっちゃう」だとか主観的な恋愛感情と
男の仕草の描写に終始している歌詞が特に着うた歌手っぽい。
これがスイーツ感を漂わせている原因なのではないかと思う。
移籍前も「三月物語」みたいに恋愛の曲はあったけどここまで直球じゃなかった。


今回は方向転換の目新しさもあって「ふわふわ♪」は脳内リピート中だが
この先こういう方向性で売ろうというのではちょっと待ったと言わざるを得ない。
ただ甘いだけでは飽きるのも早いですよ、バニラソルトの方がいいですよと。