今日買った本@20091103

ここ2年くらい、自分は本を読めない人間になっていた。
本屋は好きで週2、3回は立ち寄るし、気になった本は買っていたのだが、
本を一冊読み通す集中力がなくなっていた。5ページくらい読むと行を飛ばし始め、
10ページくらい読むと飽きてやめてしまう。
この間に読んだ本は「太陽の塔」(森見登美彦)くらいだったか。
そんな現状に「精神的向上心のない奴は馬鹿だ」というほどではないものの
危機感を覚え、リハビリ中。
化物語」とか「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」「夜は短し歩けよ乙女」とか
ラノベ系な作品から手を出しているものの、読みながらニヤニヤしてしまうような本は
通勤電車で読むのにそぐわない。今回は通勤用の文庫本を調達。
感想は読み終わったら。でも読み終わらないかもしれない…


一勝九敗 (新潮文庫)

一勝九敗 (新潮文庫)

5回くらいビックカメラ有楽町店で迷って買っていなかった本。


下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫)

下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫)

下流志向な人間としては読んどくべきかな、と思いまして。
20091111追記
適当なまとめ
・現代の若者は、消費主体として社会への参画を始める。
 買い物やネットトレーディングのように、入力したらすぐに等価な出力が帰ってくるという
 市場主義的な思考が身についている。
・昔の子供は労働主体として出発し、家族や共同体の手伝いなどで認められることから
 社会にかかわり始めた。
・教育や労働など、時間とともに蓄積し、学んできたことの意味が後からわかるような
 ものは市場主義的な考えに囚われた現代の若者にとって「割に合わない」ものであり、
 そこからの逃走へ導かれてしまう。

メモ
「近頃の若い者は…」というオジサンの愚痴(だけではないが)を理論的に講義してくださる本。
まだ「若者」な私としては図星な部分も多々あり、
ムカっときつつも結構納得してしまうところがあった。
なかなか将来に対して暗い見方をしてしまう本ではありますが、
若者が創るこれからの世の中、教育やら労働やらは今までのままではなくて
時代(というか若者?)に適応した形へと脱皮していく可能性もあるのではないのでしょうか。
人が変わるかシステムが変わるか。