結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章- 第1章「ともだち」

3/20 17:05 T・ジョイPRINCE品川 シアター1

前置き

中四国強化期間3作目。(香川)
TV版は興味あったのだがスルーしてて、ニコ生一挙か何かで後半(にぼっしーが頑張る回あたりから)
だけ見た。
本当はこの日はひるね姫を見ようと思っていたのだが、
いつも通り出遅れたため上映回数が多いこちらに。
こういう館数少ない系の映画が品川でやるって珍しい気がする。でも客は8人くらいだった。
予告編で興味が出たものとしては、湯浅政明監督の「夜明け告げるルーのうた」と星野源の「夜は短し歩けよ乙女」。
つーか乙女花澤さんかよ。つよい(確信)

本編(ネタバレあり)

の前に短編「結城友奈は勇者部所属」がある。本編見てないと割とよくわからない。
本編はJSの水浴びから始まるサービス仕様。
秋のTVアニメの先行上映なので、合計60分くらいしかないけど1500円取られる。
TV版と同じく、「キャベツ畑やコウノトリを信じている可愛い女の子に
無修正のポルノをつきつける時を想像するような下卑た快感」
を得たい諸兄(自分含む)にはハイクオリティな作品だと思うので、損をした気はしない。
昔見てたガンスリンガーガールとかそういう系統ですね。
シャープで美麗な描線で描かれる風景やバーテックス、そして各ヒロイン。
そのヒロインたちが世界を守るための戦いに飲み込まれるのだが、
戦うごとに生傷を増やしていく彼女たちから目を背けたくなる。
最初の変身シーンは素直に「エロいな〜」見られるが、
中盤にある入浴シーンは所々に見える生傷に「あっ・・・」と暗い気分にさせられてそちらに目が行ってしまうのだ。
恵体で責任感ある鷲尾須美、不思議ちゃんだけど周りを見てて機転が利く乃木園子、
気がついたら人助けしてる優しさと、攻撃力が魅力の三ノ輪銀の3人はそれぞれ魅力的で
特に銀は声が花守ゆみりで珍しい低音ボイスを披露しているし
見た目がボーイッシュでミリオンライブの昴っぽくてストライク。
しかし第二章のキービジュアルを見る限り悪い予感しかしない・・・
花守ゆみりは第二の桑島法子になれるのではないだろうか。
そんな、落とされるかはわかりきってるけどいつ落とされるかわからないドキドキ感が
怖くもあり少し楽しみでもある。
園子に対して「どう扱っていいかわからない」とか上から目線で見ていた須美が
戦いを通じ気づき、変わっていき心を開く姿は美しい。
そしてそれがいつ壊されるかも、怖くもあり楽しみでもある(ゲス顔)。