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2/27 18:15 109シネマズ川崎 シアター3

前置き

本当は先週行こうと思ってたのだが、風邪をひいたため今週に。
1週おきに109シネマズ川崎に通い茅野愛衣の声を聴く生活。
つぎは実写のちはやふる僕だけがいない街かな。
ガルパンの時にTOHOのシネマイレージカードを作ったんで
こういう作品はTOHOもしくはチネチッタでやってほしいのだが、最近の川崎エリアではガラこわといいファムといいすべて109が持っていく罠。
傷物語はTOHOだったけど見てないっていう)
もう109のカードも作るか。ポイントの有効期限ないし。
でも109はチッタやTOHOと比べて場の空気にワクワクしないんだよなあ…
スタッフはチケットネット予約して話さなければ大して気にならんけど。あとなんか室内が寒い。
観客は15人程度。まあ総集編だし。

本編について

前置きで触れたとおり、この映画は総集編映画である。
総集編映画の見どころは何かというと、ファムのような別キャラ視点でのストーリー再構成だったり
本編の過去・未来の新パートということになってくるが
この映画も敵キャラ「ウリス」の掘り下げや、本編ラストのその後という新要素が見せ場になっている。
91分のうち40分×2が1期、2期の総集編で残りが新パートといったところか。
途中の総集編部分に再発見があればいいのだが、それほど新鮮に感じさせてくれる部分がないのが少々辛かった。
バトルシーンの迫力は増してるし、電子ドラッグみたいなBGMや
あきらっきー赤崎の言葉責め・敗北・下僕としての復活を初めとした熱演を劇場音響で聴けるのは、
それなりに幸せなのだが…
出会いとか伊緒奈(ユキ)の裏返りとか大分省略されているので、初見の人は辛いかも。
まあWikipedia見ましょう。全部書いてあります。
あと2期キャラ(ちより・エルドラ/文緒・アン)は跡形もなかった…
新パートについては、本編ではただ人の不幸を願うキャラだったウリスが
どうしてそうなったのか、そして本編の後の行く末を見せてくれる。
光あるところに闇が生まれるんだね…(なんかいいこと言ったつもり)
ウリスの性悪説というか、みんなが心の奥底にドロドロ汚いものを隠し持っている(いてほしい)
という思いは自分の置かれた悲惨な環境から生まれたものだけど、
幸やるう子のような純粋な優しさが自分を救ってほしいという願いも併せ持っていて
ちょっと彼女に共感できるようになったなと。
ウリス役の釘宮さんは最近こういうゲスいキャラもやるけどホント迫力ありますわ。