蒼き鋼のアルペジオ アルス・ノヴァ Cadenza

10/4 14:25 チネチッタ チネ11

この秋はやたらアニメ映画が多い。
ARIAやらここさけやら伊藤計劃やらリトルウィッチアカデミアやらガルパンやらWUGやら。
10月に入ってからそれに気づいて、どれを見に行くか迷ったのだがまずアルペジオにした。
この前MXでやってたDC見てテンション上がってたので(DCも映画館で見たけど)、
映画を公開週に見に行くことは普通しないのだが見に行くことに。
場所はいつものチネチッタ。客入りは6割くらい。
色紙は貰えなかった。
DCもそうだったが男しかいない。ここまで観客に女性がいない映画は他に見たことがない。
他のオタク映画より若干年齢層が高くてガタイがいい人が多い…ような気がする。

ここからネタバレ。

本編について。とりあえず全てを詰め込んだという感じ。
艦隊戦はド迫力で、それでいてそれぞれの個性を見せてくれたし
話は王道だしキャラほぼ全員に見せ場があった。
(ハルナキリシマ蒔絵組が若干弱いくらいか)
個人的には霧の生徒会組のキャラがやたら立ってたのが意外で楽しかった。
特にアシガラちゃんがアホの子かわいい。
会議ではぴょんぴょん飛び跳ねてるし(他のキャラも出てくときの動きとか個性出て面白い)
索敵役・ナチと組んでのイオナ戦や、ラストバトルでは戦艦とは思えぬ戦い方で爽快なやりたい放題を見せてくれている。
味方側ではタカオ・ヒュウガコンビの気の置けないやり取りが面白い。アシガラ戦の超兵器には笑わせてもらいました。それにしてもボケもシリアスも器用にこなす2人(2隻)である。
そして本筋としては、やはりイオナの物語ということになる。
CMで見せたドレス姿には!?とさせられたのだが、
そこへと着地するまでの話がこの映画だ。まあ最初のシーンを見ればほぼ想像がつくだろう。
自分とは何か、その問いを揺さぶられる現実を突きつけられながら
変化を恐れない・仲間を信じて前に進むイオナには感動した。
この、イオナの成長を描く物語が主軸でぶれないのがTV版からの本作の面白さの1つの理由になっていると思う。
まあムサシの記憶の中で少年群像の家族写真に微笑むイオナが一番可愛かったですね(唐突)
そしてラスボス(嘘)としておいしいところを全部かっさらっていったコンゴウさん。そのピアノはどこから。
すっかり未亡人みたいな感じになっちゃって…
(パンフの「ウチの店のNo.1って感じ」には笑ってしまった)

アイマス声優大杉問題

この映画、パンフで名前付きの役が21人いるのだが
そのうち9人がアイマスでアイドル役をやっている(女性キャストに限ると9/16)。さすがに多すぎるわ!
まあそれだけアイマスに関係する声優自体が多いというのもあるのだが。
オリジナル組:タカオ(沼倉愛美→響)、ムサシ(釘宮理恵→伊織)
シンデレラ組:イオナ渕上舞→加蓮)、いおり(津田美波→美穂)、静(東山奈央→瑞樹)、蒔絵(原紗友里→未央)、ヒエイ(M・A・O→文香)、ミョウコウ(福原綾香→凛)、ハグロ(五十嵐裕美→杏)、
あとゼノグラの名前付きも3人いるし…(ヤマト(中原麻衣→律子)、コンゴウ(ゆかな→リファ)、杏平(宮下栄治→吉永))
タカオ・ミョウコウ・ハグロの三人は割と響(ツンデレ…ではないか。j自信過剰ないじられキャラ?)・凛(厨二)・杏(やれやれ)とシンクロする役柄。
特にハグロは演技が杏2世みたいな感じで笑ってしまった。あのシャカシャカ航行も面白いけど。、
イオナ、いおり、静、蒔絵、ヒエイはアイマスと割と異なる役柄で、こっちも聞いてて面白い。特に蒔絵と未央が同じってのは後から知ってビックリした。M・A・Oさんはまた声が覚えられないけど結構役柄が広い。
あと釘宮・中原・ゆかなの3名様はまあ貫禄の大天使ですわ。
あとアイマス脳のせいでアシガラがユッキに見えて仕方ありませんでしたわ。(これが一番言いたかった)
来週は公開が短そうなARIAを優先して、見れたらまたこちらも見に行きたい。