2013年3Qのアニメ感想文。

4Qのアニメはあんま見れてない。とりあえずミス・モノクロームは面白い。(5分アニメとは思わんかったが)
あとはどうしても見たいのはないかな。ノイタミナ2つと弱虫ペダルは未見なのでまだなんとも。
機巧少女とストライク・ザ・ブラッドラノベ2つが意外と見れそう。
あと、「1期を見てない2期モノは要注意」の法則でWHITE ALBUM2が意外と気になっている。昔ながらのギャルゲ感…ってやったことないけどな。
ここで夏アニメの感想のまとめ。今夏は1クールモノも含め結構楽しめるものが多くてよかった。
夏は大体見るもんないからなあ…うさドロNo.6の2011年とか。

作品名 好きな話数 面白さ推移 短評
神のみぞ知るセカイ 女神篇 #12「初めて恋をした記憶」 BAA 全ては最終話の別れ&ライブシーンのためにあった。原作7巻ちょっと分を1クールに圧縮するという、1,2期の4倍近いスピードを要求された第3期。瓶詰悪魔フィオーレさんと、カットの犠牲はあったものの、ポイントを押さえて緊迫感・スピードのあるいいアニメになったと思う。一歩退いてみれば神にーさまの6股行為は鬼畜でしかないのだが、世界を救うという使命と桂馬の真面目さで許されてしまう不思議。あとはもうちょっと予算があれば…でも栞回は1期同様力入ってた。そして京様が結構目立ってて満足。あと最終回に将棋娘七香が出てたけど、彼女の話もどこかでやってほしい…
有頂天家族 #6「紅葉狩り BAB MX日曜22時枠でやっと面白い作品が出てきた。ストーリーというか雰囲気モノ。森見作品の馬鹿馬鹿しさ、面白おかしさと京都の美麗な風景をP.A.worksの技術力で表現してくれましたね。布袋さんの人間らしさが好き。あと能登妖艶だよ能登
<物語>シリーズ セカンドシーズン #13「囮物語 なでこメドゥーサ 其ノ貳」 CBA 話が進むごとに面白い。撫子編に関してはかわいいは正義ってことですね。メメがいない代わりに忍ちゃんが出まくりで嬉しい。忍ちゃんが撫子に言葉攻めとか俺得。今期のあららぎさんは毎回出るわけではないのでヒロイン同士の掛け合いが多いのだが、それがいい緊張感を持っていて惹きつけられる。たまにでてくるあらららさんはいつも達観しておられてカッコイイ。
ガッチャマン クラウズ #7「Abjection」 ZBA 今期の裏立川枠(レールガンは見てない)。ガッチャマンという名前で敬遠してたらネット上で話題になってて、乗り遅れながら見てた。今時のネット社会をリアルに描けてると思う。結局ラストはどういうことだったんですかね。なんかエウレカAOを思い出した。累たちが導き出した答えは結局元々のGALAXみたいなもんですよね。宮野の変態演技がサイコ、いや最高。
ローゼンメイデン - BBB 前期までと違って原作に絵柄も話も忠実な感じで、お祭り騒ぎはなく静謐な空気の中で話が進む。人形たちの話というより巻かなかったジュンの成長記。ドールたちもきらきーのおかげでアリスゲームの厳しさを体験しているけど。原作も終盤ぽいし、あと1期くらいはありそう。繊細な絵柄になって銀様の美しさが100%増し(当社比)になったのでぜひ4期を。
たまゆら〜もあぐれっしぶ〜 - BBB 広島アニメ理想編。1期と同じようなイベントの繰り返しではあるが、「父の思い出を巡る」という新パターンとほわほわ茅野先輩のおかげで1期よりまともに見られた。でも3期(あれば)でまた同じことやったら怒るよ?
ファンタジスタドール #7「心ころころ? あわせてひとつ」 BBB 狂気枠。サバやら玉ネギやらポーカーやら協力カノンやらドラムロールやら和太鼓やら伝説の不採用通知やらカオス。と思いきや狂気が弾けない話があるので、平均的にはこのへん。あとドールの大量生産大量消費っぷりが印象的。
ステラ女学院高等科C3部 #12「当タッテ、弾ケロ。」 CBB 今期の炎上枠。熱中型主人公がサバゲに嵌ったのはいいものの個人プレイに走り悪落ちするという、ストレスを感じさせるパートが全体の半分以上のチャレンジャーアニメ。堕ちてからの方が意外と惹きつけられたのと、絵柄と声優陣は好みなのでここで踏みとどまった。ゆらとのコミュニケーションを諦めないれんとは天使だと思います。棒もいい味。
犬とハサミは使いよう #12「犬とハサミは使いよう ZZB 9話から。なんとなく切ってたけど意外と見れた。バカに徹してるというか。三村的な主人公櫻井のツッコミもまたよし。
帰宅部活動記録 #4「熱闘!前期球技大会/燃えろ!防火魂!!/テコ入れの原理」 BBZ 最終回遅すぎでまだ見てない。声優が棒というハンデは逆に長所に裏返った。棒にドヤ声させると面白い。
サーバント×サービス - BBB 実況での評判が微妙だった作品。公務員という現実的に批判されがちな存在でWORKING!と同じようなサボり前提の作品をやっているからなあ…あいなまのダウナー演技がツボ。キャラも良いので千早一宮コンビのところは楽しめた。
恋愛ラボ - BBB 安定感はあるのだが今一ハマれなかったというか。琴浦さん見てても思ったのだが、どうも動画工房のアニメはループ感を感じてしまう自分。でも男(特ににヤン)が出ている時は面白い。
ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation - BBC ダイジェストアニメ。ゲームをアニメ化するのは難しいんでしょうね。捨てなくちゃいけない部分が多そうだし。
君のいる町 - CCC 広島アニメ現実編。煮え切らない態度で女を引き付ける魔性の男が主人公。明日香の何が悪いんや… EDがずっと小野Dのままだったのが不思議。

あとは切ったか、最終回まで見れてない。

ベストキャラクター(男)

・ベルク・カッツェ(ガッチャマン クラウズ)cv.宮野真守アドリブでやってるとしか思えない煽り口調にイライラさせられたw

ベストキャラクター(女)

小阪ちひろ神のみぞ知るセカイ 女神篇)cv.阿澄佳奈いじらしいですね。最終回とか完全にちひろ主人公ですね。あすみんのひねくれ気味の演技が印象的。こういう演技もできるのね。

ベストハマリ役

・弁天(有頂天家族)cv.能登麻美子MX22時枠でお姉さんキャラを演じまくる能登さんの新境地。謎めいた妖艶さが光る。

ベスト音楽

神のみぞ知るセカイ 女神編 OP「God only knows -Secrets of the Goddess-」Oratorio The World God Only Knows言わずと知れた悪魔ハクア(cv.はやみん)が歌う神曲。いや女神曲
全8章、12分52秒という何かを振り切った長さを誇る超大作。
どのパートもメロが美しいし、宿主を思う女神の歌詞は前向きだし、全部英語な歌詞を歌い上げるはやみんの歌声は天使だしですんなり長さは全く感じない恐ろしい曲である。
2章以降は本編で使われると思ってたが使われなかった。もったいない…
8章はCDのCMに使ってたけど、本編ラストにマッチした歌詞と、壮大なフィナーレ感がたまらん。
歌詞は全部英語だけどかなり平易だし、歌いやすい(みねるばのテンポ変わるとことかちょっと面倒だが)。英語の勉強や練習にいかがでしょうか。


ガッチャマン クラウズ ED「INNOCENT NOTE」一ノ瀬はじめ (CV:内田真礼)新世界よりの「割れたリンゴ」や神ないのEDもそうだけど、
こういうカッコイイ曲を声優に歌わせて結構サマになっちゃう時代なのです。
内田真礼は今期プリリズのわかなと本作のはじめちゃんでやっと覚えた。
一音一音はっきりアクセントつける歌い方が結構好き。
ややネタバレ気味な歌詞は本編を見てるともっと楽しめるだろう。
作曲の新屋豊さんは前期(ちはやふる2)EDの「茜空」に続きいい曲作りますね。


ファンタジスタドール OP「今よ!ファンタジスタドール」鵜野うずめ(CV:大橋彩香), ささら(CV:津田美波), カティア(CV:徳井青空), しめじ(CV:赤崎千夏), マドレーヌ(CV:大原さやか) & 小明(CV:長谷川明子)
今年の流行語は「今でしょ!」じゃなくて「い・ま・よ!」に塗り替えられた。
日曜24時に流れると一気に朝に時間が巻き戻される、朝アニメ成分を大量含有する曲。
フルverの激しいギターソロ→ブレイクし唐突に2番が始まる の流れが好き。大橋彩香のほんわかした歌声がいい意味で違和感になる。


ステラ女学院高等科C3部OP「Shape My Story」やのあんなOP,ED,BGM全ての平均点が高かったのがこの作品。
まあ作画もレベル高めだったし後は話だけだったのだが…
今年結構タイアップ曲の多いkzの作詞作曲。この人はニコニコ出身作家だけど一般的なニコニコ系のイメージとは違うタイプに感じる。
一般的なニコニコ系は今期で言えばダンガンロンパのEDみたいな感じでピコピコゴテゴテ感があると思うのだが
この人の曲はピコピコはしてるけどゴテゴテしない、耳触りの良さが魅力。歌詞もそんな感じ。
そういえば歌詞に出てくる「レティクル」が答えの問題がQMAに出てきて単独正解いただきました。感謝します。

ベストエピソード

神のみぞ知るセカイ 女神篇 #12「初めて恋をした記憶」
これしかないでしょう。11話まででも佳作だったけど12話できっちり締めたことで1段階ランクアップした。
急ぎ足だった歩美編はかわいそうではあるが、朝の別れとライブの涙のシーンを尺を取りすぎるくらい取ったことがこのアニメの勝因だと思う。
19巻の終わりで終わらせられないだけに終わらせ方も注目していたが、これは無難なところだったように思う。4期をほのめかしてくれても良かったんやで?